弘前城

Basic information
name弘前城
another name鷹岡城 高岡城
selected100名城 4
location青森県弘前市下白銀町

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Data




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Record

攻城日時

2023年3月5日

攻城手段

JR

攻城記録

 青森県の100名城、弘前城。東北で唯一の現存天守が残る津軽氏歴代の城。天守をはじめ3棟の三重櫓と5棟の城門が現存。弘前城は、津軽地方を平定した津軽為信の子の信枚が1611年(慶長16年)に築城。天守は5重であったが落雷で焼失。1810年(文化7年) に本丸の辰巳櫓(南東隅櫓)を三重に改築して代用天守とした。この代用天守が現存天守。

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 関東・東北地方においては、唯一の現存天守として貴重な弘前城。本丸、二の丸、三の丸および付属の郭が、3重に巡らされた堀によって区切られ、そのなかに残る3棟の櫓と5棟の城門が往時からの姿を留めている。 現存天守は三重三階の層塔型。屋根は銅瓦葺。切妻破風や狭間で飾られた装飾的な城外側と、窓だけの簡素な内側。※現在は石垣修理のため本丸内部へ移転中。
 ※二の丸辰巳櫓について。二の丸南東隅に建つ三重櫓。かつては屋根は板を重ねて葺いた栃葺(とちぶき)だったが、現在はその上に銅板が葺かれている。三棟の櫓は現存三重櫓としては最小。
 ※以上100本等より引用。

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 さて、弘前城。弘前屋を8時40分に出る。本当は7時くらいに出ようかと考えていたのだがゆっくりしてしまった。今日は全国的に晴天で暖かい予報。外に出ると空気はひやっとはするけれどそこまで寒くはない。そうはいっても弘前はやはり雪が多いのだろう。道路のあちこちに大きな根雪が残る。

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 弘前城までは歩いて25分ほどと出ている。駅から西の方へ大通りに沿って道なりにゆく。マンホールはやはりりんごだった。予定では南の追手門から入り、天守、各現存櫓、北門や東門という予定。弘前城は天守はもちろん現存櫓が3基、現存門が5基と見所がとても多い。しかし午前中一杯時間があるのでゆっくり回る予定だ。
 大通りを進むとまず東面の外堀にぶつかる。外堀の案の定凍っている。これって往時はどうしたのだろう。水堀の防御力が無くなってしまうだろう。そんなことを考えながら南の追手門に回る。大きな立派な門だ。そこから内郭に入ると中は白く雪を被っている。そのまままっすぐに進みまず出てきたのは現存三重櫓の辰巳櫓。桜の枝がちょっと邪魔で写真に収めづらいが、内堀の南東に現在まで立ち続けるその姿は立派の一言。桜の枝を避けて写真を撮ろうと根雪の上に乗りズボッと足がはまる。靴に入った雪の冷たい感覚が懐かしい昔を思い出させてくれた。
 さて、すぎの大橋という雪の中で朱色に映えている橋を渡り本丸方面へと進む。南門を抜けて辰巳櫓を内側から眺める。そして弘前城情報館に行きスタンプを押し、少し資料を読む。津軽氏と秀吉との関係等がわかりやすく紹介されていた。さて、情報館を出て内堀へ。ここは石垣の修復工事がなされている最中で、石垣や堀底には足場が組まれている。その奥に天守も見えるのだが、桜の枝と足場が邪魔でなかなかきれいには見えない。一度東門を見るために逆へいき、与力番所なども見学し、現存三重櫓の丑寅櫓も見学、そして再び天守前の内堀に戻る。さて天守を拝むために近づかなければ。天守エリアの北にある朱色の鷹岡橋を渡る。石垣にはつららがかかり雪国の城という感じ。遠くには真っ白く冠雪した岩木山が見える。空気が澄んでてくっきりときれい。天守エリアに到着。現存櫓が出迎えてくれる。冬季は中には入れない。4月1日から11月23日と書いてある、入れない分今日は外観をたくさん写真に収めるつもりできた。その天守の目の前に今立つ。天守は確かもともと5重で落雷か何かで消失、その後辰巳櫓を修繕して御隅櫓、代用天守としたという記憶。なのでもともとら辰巳つまり南東にあった櫓なのだ。したがって北面と西面に装飾はない。丁度裏側が南面東面なのでぐるっと回る。白い地面に映え、遠く岩木山も借景にし、弘前城が佇んでいる。なんとも美しい光景だった。三重櫓とはいえ装飾は豪華。大きな破風と、瓦を銅板で覆った青みがかった幾重の屋根が印象的。個人的な感覚としては宇和島城と似た雰囲気を感じた。宇和島も弘前も色や質感、サイズが好きだ。とてもきれいだったので二周してあらゆる角度から写真に収めた。天守内部も入れないし今はきっと閑散期なのだろう。観光客もかなりまばら。雪と静かな弘前城は堪能したので、次は桜で賑やかな弘前城も訪れてみたいな。ただ人がいなくて静かなこっちの方がおそらく自分は好きだと思うが。天守と遠く岩木山の光景に別れを告げ、天守エリアを出る。 武徳殿休憩所で一服し、そして北端にある北門まで足を運ぶ。弘前城はしかし広い。北門は創建時は大手門だったそうだ。参勤交代か何かの関係で入口が変わったのだったろうか、元々が大手門なのでとても大きく立派。
 さて一通り見物できた。弘前市緑の相談所でマンホールカードをもらい、東門から弘前城を出る。時間は11時くらいだった。歩いて駅前に戻り、青森クーポンで実家へシジミの土産を買い、駅前のカレー屋でナンを食べ、予定より一本早い電車で弘前を後にする。 JR奥羽本線に乗り12時24分弘前発。

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today's ramen

『インドネパールキッチン プルナ』 (弘前駅前) ランチセット 960円



impressions

  夜は丸源らーめんの予定だし、昼はらーめん以外を、と駅前で探したところ目にとまり、看板を見たらカレーが食べたくなり入る。中に入ると香辛料の刺激的な匂いが漂う。ランチセットで、ほうれんそうとチキンコルマ、ナン、サラダ、コーヒーを注文。いつも地元で食べているローカルインディアンよりも甘さはないが、出来立ての熱々でとてもおいしかった。ごちそうさま。



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