広島城

Basic information
name広島城
another name鯉城 在間城 当麻城
selected100名城 73
location広島県広島市中区基町

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2019年
堀と復元櫓の写真 堀を泳ぐ鯉の写真 復元櫓門の写真 天守の写真 ライトアップ天守の写真

2023年

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Data




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Record

攻城日時

2019年2月10日
2023年2月17日

攻城手段

JR線

攻城記録

 広島県の100名城、原爆で失われた城、広島城。西国の覇者毛利輝元が「島普請」で築いた巨城。再建された二の丸表御門や太鼓櫓が広大な水堀に映える。

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 広島城は、1589年(天正17年)毛利輝元が瀬戸内の交運の要所太田川の三角州に、城下町も合めて築城に着手した。「島普請」ともいわれたデルタ地帯の築城工事には10年を要したが、望楼型の五重五階の大天守に小天守を 2基連ねた運結式天守はじめ、建ち並ぶ数多くの櫓群が、120万石の大名にふさわしい格式を誇った。
 1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いで輝元は萩へと移され、代わって補島正則が入ったが、幕府に無断で石垣を修築したため改易、福島氏の後に入封した浅野氏が明治まで続いた。明治になってからは城は陸軍の用地となった。1945年(昭和20年)の原爆によって倒壊した天守は、1958年(昭和33年)鉄筋コンクリートで再建され、また1994年(平成6年)には二重され二の丸表御門や太鼓櫓、平櫓などが再建された。※以上100本やパンフより引用。

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 さて、広島城。新幹線さくらで10時55分、広島着。福山城に続いて本日2城目の広島城。広島城も2019年に一度訪れているのだが、その時は到着が17時頃になってしまい天守に入れずスタンプも押せなかったのだ。暗くなっていく中で赤や緑にライトアップされた広島城が鮮明に記憶に残っている。今回の予定時間は2時間半。天守に入るのは初めてで楽しみ。

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 到着した駅構内で八天堂のクリームパンを発見、小倉味300円を購入。八天堂は大好物。さて、まずは邪魔な仕事用の服の入った紙袋をなんとかしたい。駅のコインロッカーか宿か。明日の宿のアパホテルが遠くないところにあったのでそこに預けにいく。道路にはいい感じのレトロな電車が。広島はそうだ路面電車の街だった。だからなのだろうか、横断歩道が地上に極端に少ない気がする。そんなこんなでなかなか行きたい方向に行けず、ようやくアパホテルへ。しかし無情にも当日宿泊でなければ預かれないと、、。仕方なく駅に戻るも、コインロッカーは北口にしかないと。広島駅は広い。反対口にいくのは億劫だし時間もあまりない。そして気づく。今日宿泊するホテルに預ければいいことに。広島城からもそこはそう遠くない。なぜそこに考えが至れなかったのか、、。無駄な時間を費やし、インターゲートホテルに荷物を預けた時点で既に12時手前。手ぶらになったし動きもよい、急ぐ。
 ホテルから城は15分くらい。ほどなく赤ちゃけた広島城っぽい色の櫓と水堀が見えてきた。二の丸の太鼓櫓だ。多聞櫓、平櫓と続き、その奥に御門橋と表御門がある。広島城は原爆で石垣以外のほぼ全てが失われたため全て復元だが、木材の老朽化がそうさせるのかよい味わいを醸し出している。
 御門橋から表御門をくぐる。橋の上では和装の新婚さんが記念撮影していた。橋から見える水堀には鯉のほか様々な種類のカモが。むしろ鯉より多いのかもしれない。二の丸から本丸に入る。本丸には日本陸軍の本営跡があり、その北の奥の方に天守閣がある。コロナも5月から5類に引き下げられるそうだ。全体的に緩和傾向にある最近だが、やはり外国人で観光客が増えてきている印象。広島も外人さんが多かった。
 さて、広島城の本丸へ。ここは4年前に時間切れでシャットアウトをくらった。もう終わったのでとにべもなかったおじさんの小憎らしい顔を今でも思い出す。本丸への入口となるテントばりの廊下にスタンプは置いてあった。慎重に押す。無事獲得。城内は博物館のような感じ。5階くらいまであるのか、鬼瓦や元就の書簡、頼山陽の作品など。まあ普通におもしろかった。
 さて時間は12時半を回った頃。余裕がある。天守周辺の石垣をゆっくりみる。ここの城主毛利輝元は関ヶ原後にここを追われる形で萩に移った。先日萩には行ったばかりだから、輝元にも感情移入しやすい。萩に移った輝元は立派な縄張りの萩城を造ったが、そうはいっても左遷のような転封命令。くやしかっただろうな。広島をすてたくなかっただろうな。そんなことを考えながら歩く。 本に書いてあった通り、浅野時代のものだろうか、はつりで丁寧に仕上げている。ちなみに、毛利と福島の頃は広島は一つだったが、その後の浅野の頃に広島と福山とに分かれたらしい。その頃は福山藩もあった。そしてつまり明治初期の頃は福山県もあったということだ。
 時間が13時になったため、バスセンターへ。広島城からは10分程度。バスセンターの店で広島菜のおにぎりなどを買いバスで食べる。結局正味1時間をかけなかったが十分に見ることができた。

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today's ramen1

『大正モダン酒場 立町浪漫座』 (広島駅) 広島のおいしいもの



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  広島じゃけえクーポンを使おうとあてもなく歩くもなかなか店が見つからない。よさそうと思ってもクーポン×だったり。クーポン使えるからと入った店は最悪だった。
 その店は注文タブレットが電池切れで、2,3回取り換えてもらった。しかし事態は全く解決せずすぐに画面が落ちる。店員のおねえちゃんに優しく訴えるも、要領を得ず、電源を切ってまたつけるで対応してくださいとリピートされる。それをしてだめだから呼んでいるのだが。キッチンの方に行き店長らしきおにいちゃんに、タブレットの状況等を伝えもし多忙で回っていないのであれば他の店に行きますと紳士的に伝える。ところがこのおにいちゃんが、キッチンの自分がここに出て対応しているんだから何も問題がない、と言葉はですます調だが顔と声色はけんか腰に。問題がないも何も現にタブレットはいっこうに解決せず、そして周りを見渡してもどのテーブルにも料理や酒は届いていない。おにいちゃんの態度も決めてとなり、店を出る。
 そしてしばらく放浪し、クーポンは使えないけどよさげな店に入った。それが浪漫座。これが大当たりで、どのメニューもおいしく大満足。似たような店員さん3人で回していた。忙しいだろうに感じも悪くない。ありがとうごちそうさまでした。
 飲み食いしたものは以下の通り。日本酒は「雨後の月」「旭鳳」。雨後の月がとてもうまかった。料理は、ウニほうれんそう、なすギョーザ、広島がんす天、牡蠣のほうれんそうバター焼き、焼き岩牡蠣、穴子の白焼、山芋のモダン焼き。どれもこれも美味かった。次広島を訪れたら再訪したい。





today's ramen2

『汁なし担々麺専門店 キング軒』 (広島駅) 汁なし担々麺1辛 700円 野菜盛り 150円



impressions

  汁なし担々麺は広島のB級グルメらしい。浪漫座で夕食を食べた後だったがまだいける、しめにいこう、ということで入店。時間も遅く他に客はいない。店内はきれいな内装。あとでしらべたらここ東京にもあるのね。繁盛している様子。
 汁なし担々麺は1辛を選ぶ。まあほどほどに辛いが、でもだいじょうぶ。野菜盛り150円をつけたのだが、これがすごい量で、ほとんど生サラダを食べている感覚に陥る。まあでも総じてまあまあおいしかった。ごちそうさま。



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