出石城 有子山城

Basic information
name出石城 有子山城
another name高城
selected続100名城 162
location兵庫県豊岡市出石町

トップページへ





Photo

▼see more!

▲close!



Data




Map




Record

攻城日時

2023年11月4日

攻城手段

JR

攻城記録

 兵庫県の続100名城、出石城。有子山城とセットだが、今回は出石城のみ。出石城は1604年(慶長9年)に小出吉英(こいでよしふさ)により有子山の麓に築かれた。小出氏、松平氏、仙石氏と城主を替える。

▼read more!

 建武2年(1335) に丹波氷上郡に所領を与えられた赤松貞範が築いたという。16世紀前半に荻野氏の城となり、荻野氏の養子赤井直正が天文23年 (1554) に養父を暗殺して城を奪った。猪ノ口山の山頂部に本丸をおき、石垣と土塁を築き多数の曲輪群で山頂部を要塞化。直正は織田信長に服属したが、後に離反し、天正3年(1575)に始まる明智光秀の丹波平定では最後の最後まで抵抗を続けた。落城後は光秀の重臣斎藤利三、豊臣秀吉の家臣である堀尾吉晴らが一時入った。 天正12年(1584)小牧・長久手の戦いに関連し、 赤井氏残党が家康方として立て籠もるが、戦後廃城となった。以上城攻め本より引用

▲close!

 さて、出石城。志賀直哉の「城之崎にて」の文庫本が実家にあった。背表紙を眺めることこそあれ手にとって開いたのはほんの数回か。同収録の小僧の神様の方がそのタイトルからまだパラ読みした記憶。山手線に跳ねられた志賀直哉が養生先の城崎温泉で生と死は対局にあるものではなくごく近いもの、なんていう内容。ちゃんと読んでおけばよかった。著作権が没後70年に改正されたせいか青空文庫では読めない。
 前夜はその城崎温泉に泊まる。温泉街が全体として健やかな活気があり、新旧調和がとれていてよい。皆下駄を履いて歩くので、カランコロンカランコロンと夜の温泉街に響き渡る。外湯七湯は旅館のQRで全て入れる。個人的名湯ランキングでベスト3に入れてもよいくらい、素敵な温泉街だった。 翌朝ホテルKKR玄武を出る。バス停は駅前なのですぐ。9時13分全但バスに乗り出発。

▼read more!

 出石城跡に10時10分着。770円現金のみ。出石は朝から人で賑わっている。皿そばの店が立ち並び、駐車場も埋まっている。立派な観光地であることを知る。まずは観光センターでスタンプを押し、そして辰鼓楼を見て出石城へ。登城橋を渡り、石垣の立派な櫓を見物。苔に覆われたお稲荷さんや狛犬が神秘的な雰囲気を醸し出している。有子山城への登山道があり、少し登る。熊出没注意の看板あり、疲労もあり、引き返す。朝食べたばかりだが、出石そばを食べることに。出石そば玄で20皿(4人前)を食べた。2人前だと少し物足りないが4人前は流石にお腹いっぱい。20皿食べると頂けるという認定証をもらい、慌ただしく店を出る。
 バス停に11時50分発。バスのドアが閉まろうとしていたがダッシュで間に合わせた。570円現金のみ。竹田へ向かう。八鹿駅に12時20分着。八鹿駅から12時25分発、和田山駅で乗り換えて、竹田へ。

▲close!



today's ramen

『出石皿そば 玄』 (豊岡市出石町) 手打出石皿そば1人前(5皿)850円×4人前



impressions

  朝食べたばかりだが、出石城と有子山城をちょこっと登って引き返した後に出石そばを食べることに。出石そば玄で20皿(4人前)を食す。わんこそばよりも大きく、松江の割子そばのようには重なっておらず、でかいお膳に平たく積み上げられた状態で配膳される。とてもおいしそう。写真を撮っていると、のびるからすぐ食べて、とおばちゃんから注意が入る。塩、ネギなど4,5種類の薬味があり、味変しながら食べる。そばは基本うまいが、これもやはりうまい。最初は2人前(10皿)を頼んだのだが、少し物足りなく、もう2人前を追加注文。結局計4人前を食べた。いや流石にお腹いっぱい。20皿食べると頂けるという認定証をちょっともらいたい気持ちになってしまったという事情もある。でかい将棋の駒のような認定証で、持ち帰った後後悔した。なんにせよ、おいしかった。ごちそうさまでした。



inserted by FC2 system