中城

Basic information
name中城
another name
selected100名城 99
location沖縄県中頭郡北中城村大城

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Data




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Record

攻城日時

2024年3月29日

攻城手段

ガリバーレンタカー壷川店

攻城記録

 沖縄県の100名城、中城。中城城跡は、かつて貿易が行われていた屋宜(やぎ)の港から2kmほど離れた標高約160mの丘陵上にある。グスクの中で最も遺構がよく残っていることで知られている。石垣の上に立つと西に東シナ海、東に中城湾(太平洋)を望み、勝連半島、知念半島、 さらには周囲の洋上の島々まで見渡せる眺望のすばらしいところ。 城は、連郭式の山城で六つの廓で構成されている。城壁は、主に琉球石灰岩の切石で積まれており、 自然の岩石と地形的条件を生かした美しい曲線で構成。

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 中城の中心地は、先中城按司(さちなかぐすくあじ)や護在丸などの城主が政治を執り行った建物があったと考えられる場所。
 護佐丸滅亡後は、中城の地が琉球国王の世継ぎである中城王子の所領となり、17世紀前半にはこの場所に番所が置かれ、明治期には琉球の日本併合とともに番所は役場と名を改め、1945年4月に沖縄戦で焼失するまで、同地は中城の行政の中心地として長い期間使用されていた。 この場所にあった建物については、番所役場についての記録がわずかに残っているだけで、それ以前のものについては図面や文献などは残っておらず、どのような建物が建っていたのかは分かっていない。(沖縄のグスクには、本土の城にあるような天守閣は存在しない)※以上パンフやパネルより引用

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 さて、中城。沖縄2日目。本来は美ら海水族館、今帰仁城の予定の日だったが、天気予想が明日の方がよさそうなため、日程を入れ替え本日が中城となった。 朝8時半、琉球サンロイヤルホテルを出てレンタカーのある隣の壺川駅まで歩く。朝から降っていたが外に出た頃にはやんでいた。結局は1日ずっと天気はもったのだが。 壺川で車を借り、一度ホテルに戻り、出発。ナビでは20km40分とある。浦添市、宜野湾市、中城村と走り、中城に着いたのは10時45分くらい。「中城が日本最強の城に決定」と第12弾の時に掲げたものであろう誇らしげ横断幕が出迎えてくれた。料金所で券を買い、92城目のスタンプを無事に押す。そこから少し高いところまではトゥクトゥクのような電気で動く乗り物で送ってくれるようだ。緑色のテントで待ち、乗車。送迎は小高い所への移動のみで短距離ですぐに降ろされる。

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 降ろされたところは開けた縄張りで海も見える。奥に岩屋のような穴がありカンジャーガマ(鍛冶屋跡)とある。黒いトカゲが地面を這い自然が豊か。鍛冶屋跡の岩はうわさの琉球石灰岩か。正門に向かって進む。左右に高く詰まれた石に挟まれ正門から既に見応えがある。石垣の修復工事で足場が組まれている門一の廓を通り、さらに進む。道中、拝所がいくつかあり、火の神、雨乞いの御嶽など目にとまった。琉球では自然を崇める風習があったのだろう。さらに進むと立派な城壁門が見えた。一の廓の正殿跡らしい。琉球版藤堂高虎のような護佐丸という人物が縄張りをしているのだが、緻密な積み方、カーブの曲線美が本当に見事。門の上の部分は2枚の湾曲した石で支えられている構造。中城は前評判通り保存整備状態がとてもよくきれいで、歩いていて気持ちがいい。城壁の上に上がり壁の進行方向を見やると、龍がうねっているような躍動感を感じる。そして城壁門の上から下を見下ろすと、近代のアーチ型ダムのような美しさがある。高さもそこそこあり少し怖い。石垣は相方積み(あいかたづみ)=亀甲乱れ積み、だったか。亀甲積みの乱積みが面白い。沖縄のグスクは野面積み→布積み→相方積み(多角形の石を亀甲型に積んだもの)と発達したと考えられている。 その後二の廓、大井戸(うふがー)などを見て12時45分に駐車場に到着。中城、きれいで気持ちよくてとてもよかった。 本日はこの後勝連城へ向かう。

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