七尾城

Basic information
name七尾城
another name松尾城 末尾城
selected100名城 34
location石川県七尾市古城町

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Photo

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Data




Map




Record

攻城日時

2020年9月13日

攻城手段

JR七尾線

攻城記録

 石川県の100名城、七尾城。七尾城は、能登守護畠山氏の居城で、標高約300メートルの要害に戦国時代前期(16世紀前半)に築かれた。「七尾」の名は城が7つの尾根にまたがっているからだと言われる。

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 この城を畠山氏から奪った上杉謙信はその眺めの良さに驚嘆したと言う。多くの曲輪が山麓まで延びる尾根に広がっており、本丸の最も奥まったところに、天守台が築かれていた。高石垣は無いものの2メートルほどの低い野面積の石垣を数段に積み上げて高石垣の役目を果たさせている。曲輪の主要部に効果的に石垣が使われており、織豊期の特色がよく残されている。※パンフ等から引用

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 さて、七尾城。5時半起床。6時半に朝食。ビニテとマスクが用意されたバイキング形式。なるほどのコロナ対策。チェックイン時に翌朝7時に手配していたタクシーに乗りルートインから七尾城へ向かう。駅からは6.5kmと距離もあるし、山は300mの高さがある、歩くのは無理。市内巡回バス「まりん号」もあるが9時前は走っていない。ということでタクシー一択。

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 さて、向かう先の山の天気はかなり怪しい。タクシー運転手は尾根もなにも見えないのでは、と言う。幸先悪い天気だ。7時20分、本丸駐車場に到着。20分、2650円。七尾城は300m程度の山。車で本丸まで行くことができるというのはあるようで案外ない。タクシーを降りる。車外は結構な雨が降っている。お地蔵様の前で雨具を着込み、リュックカバーもつけ、更に傘をさす。今回は初めて雨具などの備えを用意してきたが、それが功を奏した。今後山城には雨具携帯を必須にしよう。
 さて、この雨具で助かったとはいえ、かなりの土砂降り。写真を撮るにも雨で指紋認証が利かないし、ノースフェイスの高い山履なのに浸水してびしょびしょになるなど、散々。激しい雨に打たれながらの攻城だったため、駐車場から本丸等を一周して戻ってくるだけでかなり大変だった。距離もアップダウンもなく、道も部分的にウッドチップが敷かれているため、晴れていればなんてことないはずなのだが。経路は以下の通り。調度丸、左折して本丸、遊佐屋敷、桜馬場、九尺石、温井屋敷、二の丸、三の丸、安寧寺、そして、8時20分本丸駐車場着。ゆっくり歩き、もたつきながら写真を撮り、それで一周に1時間程度を要した。
 調度丸を超え、左折をするところで見上げる形になる桜馬場の斜面に三段の石垣、本丸のところにも同じく三段の石垣。一段だけならそう高さはないが三段連なるとそこそこの高石垣ばりになる。また各段の段差が高く、上辺の面積も広いためそこに兵を忍ばせておくにはうってつけだろう。見事な石垣だった。上杉謙信はよく攻め落とせたものだ。さて、次の攻城を考えると七尾を9時49分には出ないといけない。
 8時20分下山開始。帰りは車道を延々と徒歩。通った車は1台のみ。こんな雨の中山城にいく物好きはいないのだろう、流れる雨水を避け車道の真ん中を行く。かなりの早歩きで急いだが、それでも45分程度かかり、9時過ぎ七尾城資料館着。入口外にあるスタンプを押す。スタンプはおそらく常時屋外設置なのか状態はあまりよくない、挙げ句には虫がついている。虫をインク入れでこそぎ落としてから押す。そして一服。下界に降りれば雨はほぼ止んでいる。山靴を脱ぎびしょびしょの靴下を絞る。さてこの濡れた靴どうしようか、、まだ1城目の朝からこんな有様で困った。横には懐古園もあったが時間はないので資料館にも入らずタクシーを呼ぶ。9時30分タクシーで駅へ向かう。資料館から七尾駅までは10分もかからない、1530円。9時49分七尾発、津幡経由で高岡へ。上杉謙信も感嘆したくらいだから七尾城の大きな売りはそこからの景色だろう。今回は景色はほぼ楽しめなかったのが残念。しかし再訪の楽しみを残したと考えれば、よかった。

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today's ramen

『割烹居酒屋 朝漁れ一番 哲』 (JR七尾線 七尾駅) 刺身など 4500円程度



impressions

 前日の20時前、金沢からJR七尾線で七尾に到着。七尾はそこそこ都会。昨夜の越前大野と比べたら雲泥の差がある。駅連結のセブンは19時半で終わってたが、魚民やホテルはあり。ルートイン七尾東にチェックインし、フロントで翌朝7時にタクシーを予約し、夕飯の店を聞く。新鮮な魚介が食べられるという「哲」という店を紹介された。
 この哲さん、埼玉県越谷市からわざわざ新鮮な魚介を扱いたいと越してきたそうな。カウンターで、刺身の盛り合わせや茶豆、昆布キャベツ、甘海老、そば刺など頂く。
 とてもうまかった。刺身は油が乗って甘く、甘海老も絶妙な塩加減であった。あまり空腹ではなかったが食べ出したらとまらず、追加オーダーしたくらい。ごちそうさまでした。



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