延岡城

Basic information
name延岡城
another name亀井城 縣城
selected続100名城 195
location宮崎県

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Data




Map




Record

攻城日時

2022年7月23日

攻城手段

JR九州 日豊本線 特急にちりん

攻城記録

 宮崎県の続100名城、延岡城。千人殺しなどの石垣を巡らした高橋氏築城の城。築城期から残る高さ約19mの石垣「千人殺し」が一番の見どころ。 一番下の隅石を外すと石垣が崩れ落ち、敵の大軍をせん滅する仕掛けになっている、と伝わっている。

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 日向松尾城主高橋元種は、関ヶ原の戦いの途中で東軍に寝返り、所領を安堵された。元種は1601年(慶長6年)に縣城を築き居城を移したが、1613年(慶長18年)に改易された。
 翌年有馬氏が入封し、1655年(明暦元年)2代康純の時には、天守代用の三階櫓、本丸二階門、二階櫓などが建てられた。有馬氏は3代続き、この頃地名も「延岡」に変わる。
 その後、延岡藩には譜代大名が配され、三浦氏1代、牧野氏2代の後、内藤氏が8代続いて明治維新を迎える。
 延岡城は五ヶ瀬川と大瀬川に挟まれた標高約53mの山丘に築かれた。頂上部の天守台を中心に、西側下に向かい本丸、二の丸、本丸の東側下に三の丸、本丸から西に離れた位置に西の丸などの曲輪を配置。天守台、本丸、二の丸からなる中枢部には、石垣が築かれ威容を誇った。なかでも二の丸には千人殺しと呼ばれる石垣が積み上げられ、見る者を圧倒する。※続100本より引用

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 さて、延岡城。15時9分佐伯発、特急で延岡に向かう。佐伯城を駆け下り滝汗をかいた直後でへばっている。涼しい電車で休む。 16時9分、延岡着。先ほどまでの大分県もそうだが、宮崎県も初めて降り立つ。延岡駅は、まあ田舎の小さな駅なのだが、しかしおしゃれな蔦屋書店が2階に入るなど、備中松山城の高梁のように、駅舎は新しくセンスがよい。延岡という地名に馴染みを感じるのは甲子園の影響か。さて一服して今は16時20分。延岡城までは1.6km、徒歩20分ちょい。佐伯城の山道を駆け下りた疲労からタクシー使うか迷うも歩くことに。

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 ほどなくアーケード通りのシャッターの多い古びた商店街に差し掛かる。寂れてはいるのだが、アーケード通りは広く風通しがよい雰囲気というか、南国風なBGMも流れていて、個人的にきらいな感じではない。地元出身の力士、琴恵光を推し出したちゃんこ店や、著作権無視のお手製チコちゃんパネル、祭りがあるのか地元の若者がちらほら集っている様子、何やらノスタルジックな気分にさせてくれる。
 さて、アーケードを抜けて、五ヶ瀬川の橋を渡る。川の向こうにはあれが延岡城跡だろうこんもりした緑が見える。そして到着。まず、大ぶりの石を使用した見事な石垣が現れた。北櫓跡とある。石垣は刻印石が多くみられ様々な家紋が刻まれている。そして内堀跡、内藤家の菩提を祀るお寺を抜け、階段を登ると、大きな石垣が眼前に現れた。これが噂の千人殺しの石垣。目の前に立つとかなりの高さ、見事なものだ。最上部の反り、算木積み、そして角の一番下がこんもりと丸みを帯びているのがおもしろい。劣化を補修したものなのかそれとも当時からなのか。あまりみない特徴。説明を読むと昭和10年の昭和天皇の行幸の際の補強のようだ。ここも刻印石が多い。千人殺しの向かって右は二の丸の管理センターがありスタンプをここでゲット。これで安心。今日はこれで3つ目。3城はやはり大変。
 (余談だが、友人がここで100城スタンプ本を落とす。結果、後日見つかり着払いではるばる東京まで届くのだが。)
 さて、もう少し歩いてみる。延岡城はそう見るものが多いわけではない、最終的に天守台跡まできて、そこからの見晴らしを楽しむ。時間はあまりなく、そこから延岡駅へ引き返した。 17時44分、延岡発、佐伯、津久井、大分など今日のルートを戻る形で別府へ。19時50分、別府着。
 、、。友人が100城本を落としたと。佐伯城か、延岡城か、佐伯のミユキか、、駅か、、。 この友人は先日運転免許証を落とし、以前スマホを落とし、さらに過去にはバイクのナンバープレートをも落とした男。100城スタンプ本もいつかはやると思っていたがその日がきた。見つかることを信じて方々に電話すること、念のため本をもう一冊買っておくこと、などあれこれ相談。その本には80城のスタンプが押してあった。案外飄々とした友人以上に自分がくやしい。

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today's ramen

『海鮮いづつ』 (別府駅) 関ブリりゅうきゅう丼定食 1650円等



impressions

  以前別府を訪れたこともある同伴の友人のおすすめ店。あまりにおいしくて翌日も来店したという。かなりハードルが上がった状態で訪れた。確か別府のアーケード街を抜け、路地に入ったところにある。駅からそう近いわけではない記憶。時間は21時前だったか。店に入ると21時ラストオーダーですがと言われた。急いで注文。
 目当ての何某りゅうきゅう丼は売り切れ。代わりに関ブリりゅうきゅう丼定食1650円とつみれ揚げ600円、関太刀魚の刺身1200円を注文。この関ブリは「かんぶり」ではなく「せきぶり」だそうな。友人が調べた。確か、佐伯と臼杵の間にある有名な関という漁港で捕れた魚がそう呼ばれるとか。
 閉店間際の店はガラガラ、もう一組いたくらいか。ほどなくビールやつみれ揚げなどが運ばれてきた。どれもおいしい。ボリュームがかなりありお腹いっぱい。ごちそうさまでした。



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