Photo
Data
- 築城年: 1597年(慶長2年)
- 廃城年: 1872年(明治5年)
- 城郭タイプ: 平城(梯郭式)
- 天守タイプ: 非現存 ※天守台のみ残る
- 築城主: 福原直高、竹中重利
- 主な城主: 福原氏、早川氏、竹中氏、日野根氏、松平(大給)氏
- 関係する武将:
- 主な遺構: 宗門櫓、人質櫓、土塀、天守台、堀
- 主な石垣のタイプ: 野面積み(天守台)
Map
Record
攻城日時
攻城手段
攻城記録
大分県の100名城、大分府内城。豊後の海川を取り入れた堅固な縄張をもつ城。1597年(慶長2年)、福原直高(ふくはらなおたか)が府内に入封後、築城を開始。1599年(慶長4年)に望楼型の三重天守が築かれた。 関ヶ原の戦い後、竹中重利(たけなかしげとし)が創建当初の天守を新式の層塔型へと改めるなどの大改修を行った。
▼read more!北方は海、東方は大分川に面した縄張で、本丸、二の丸、山里丸、北の丸が梯郭式に配された。 1743年(寛保3年)に城下からの出火により天守ほか多くの建物が焼失。 以後天守は再建されず、焼失を免れて明治維新後も残っていた着到櫓(ちゃくとう)なども戦災によって失われた。 現存の建物は宗門櫓と人質櫓のみ。戦後、西の丸南西隅櫓、大手門、着到櫓、廊下橋が再建された。※100名城本より引用
▲close!さて、大分府内城。5時13分発、山手線品川で京急に乗り換え、6時33分羽田第2ターミナル着。出発は7時45分。余裕がある。友人と合流し7時45分 ANAで羽田空港発。 空港混雑のため少し遅れ9時25分 大分空港着。そう大きな空港ではない。大分は初めて。9時35分 大分空港発。大分交通のエアライナーで大分駅前まで1550円。 左に見える海は瀬戸内海。その先には大洲城や宇和島城があるはず。出発してまもなく高速に乗り、別府湾を迂回する形で南下、大分市内へ。
▼read more!
10時42分、大分駅着。大分駅は思ったより都会。府内城までは徒歩15分くらいか。現存の宗門櫓と人質櫓の2つは必ず見たい。戦後再建された、着到櫓、大手門、西の丸南西隅櫓、廊下橋なども見たい。
北へ西へと歩いてほどなく南西隅櫓と水堀が現れた。東の大手門の方に向かって宗門櫓と着到櫓が見える。大手門にはスタンプが設置されていて無事押印。
大手門をくぐるとそこは、駐車場なのか、あまり整備が行き届いていない印象。折角の武者走りには看板も何もない。
宗門櫓を内側から見る。看板を読むとどうやら現存ではないように書いてあるが、、北壁の一部だけ?
続いて天守台へ。天守台はやや劣化しているが登ることは許されている。上に登るといい風が心地よい。そう今日も蒸し暑い。
天守台から北を見下ろすと、廊下橋や水堀、人質櫓などきれいに整備された光景が広がっていた。
降りて廊下橋を渡り、人質櫓を別角度から拝み、時計回りに水堀を回って、再び大手門に戻ってきた。時間は11時35分でタイムリミット。
駅へ。みどりの窓口で、佐伯、延岡、そして帰りの別府の切符を購入。特急料金を含めて8500円程度。大分駅ビルにはだんご汁やらうなぎやらおいしそうなものが並んでいたが時間がなく、電車に乗り込む。まだ朝ごはんを食べていない。