佐伯城

Basic information
name佐伯城
another name鶴屋城 鶴ヶ城 塩屋城
selected続100名城 194
location大分県佐伯市字城山

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Data




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Record

攻城日時

2022年7月23日

攻城手段

JR九州 特急にちりん

攻城記録

 大分県の続100名城、佐伯城。毛利氏が関ヶ原の戦いの後に築いた山城。総石垣で囲んだ連郭式縄張の城。 1602年(慶長7年)、毛利高政が築城を開始し、4年がかりで完成した。築城当初の佐伯城は、本丸に三重天守を築き、さらに二重櫓5基などを建て並べた山城としては大規模なものであったという。 だが、1617年(元和3年)の火災で本丸と天守は焼失し、天守はその後再建されなかった。

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 江戸時代を通じて毛利氏の藩主が続き、6代毛利高慶の宝永6年から約19年に及ぶ大改修で、天守以外の建物が修復、再建され改築。 最高所の本丸の中心部には大きな天守曲輪が置かれ、北と南西にのびる尾根に北出丸、二の丸、西出丸を連郭式に配置し、総石垣で囲んだ。 西の斜面には谷の地形を利用して雄池と雌池と名づけられた貯水池が設けられた。貯水池の現存遺構は完存する山城の水の手として貴重である。※続100名城本より引用

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 さて、佐伯城。大分府内城の攻城を終え、12時7分、特急にちりん9号に乗り大分発、佐伯に向かう。特急は臼杵、津久見と停車し、13時8分に佐伯着。 佐伯は義理の両親の故郷。初めてだが親しみを覚える。駅は小さいが、高校生などが待合室にひしめき活気を感じる。駅を出ると、話を聞いていたほどの田舎ではなかった。 出て右手におしゃれな観光案内所、左手にファミマ。ファミマの先の方向にいくと義理の父の実家である坂の浦がある。

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 さてまずなにか食べないと、、
観光案内所でレンタサイクルを借りる。資料館に寄ると半額の100円になるそうな。サドルが高くスピードがでるいい自転車だった。時間がない。まず、名物のごまだしうどん店へ自転車で急ぐ。晴天で蒸し暑い。
「味愉嬉食堂」に到着。友人が探した店だが、るるぶにも載っているのかな、無名の店ではないらしい。店には同年代くらいのよくしゃべる店主と、ごはんを食べてるおじいさんが1人。 ごまだしうどん定食&とり天 1100円を注文。店主は気がよさそうな話好きな男なのだが、如何せんしゃべっていることがよくわからない。ごまだしうどんで足りるか?と聞くも、 その返答が理解できない。ん?どういうこと? 2杯頼めばいいということ? 記憶が薄れているが出会い頭から話がよくわからなかった。この時点で13時40分くらいだったか、時間がない。 逆算するともう佐伯城に登り始めていないといけない時間である。そんな気も知らない店主はよくしゃべる。うちのごまだしは〜 食べ方はきまってないの〜 せっかくこんなところまで来たんだからクレイジージャーニーのように冒険しなきゃ な どこいくの? (佐伯城) あそうおれくわしいよ な 今は鹿が云々かんぬん つめたいのもできるよ?云々かんぬん。 急いでいる雰囲気を醸し出していたつもりだったが全く察してくれない。注文してから作り始めるのも遅く、結局13時50分くらいに着丼だったか。そこからもテーブルで店主はしゃべる。芦田愛菜ちゃん、ストレイドッグの国木田独歩、うちのごまだしは世界で初めての食べ方だから架空のものと思って云々、、 半分以上、彼がなにを話しているのかわからなかった。たまらず15時の特急に乗らねばならない旨、さりげなく且つダイレクトに伝えたのだがそれもあまり響いていない様子。 適当にあわせて、適当に流し、ごまだしうどんを食べた。味はおいしい。
先にいたおじいさんが食べ終えて、あのレンタサイクルはいくらか?と聞かれた。100円です。えそんなに安いの?臼杵のとこは300円もする電動があるけど安いね。いやこれ電動じゃないんですよ。あそう、、。あすみません、じゃあ。とおじいさんは去っていった。お話好きで一定の配慮も感じられるふつうのおじいさんだった。 おじいさんが出た後で、妻の実家の本家がここで坂の浦なんですよ等と店主と話すと、あそう!あの人も坂の裏だよ。と。苗字なんていうの?加藤です。え?あの人も加藤さんだよ親戚なんじゃないの?え?、、 店主はおじいさんのことを何と言ってたか、電気系かエンジニア系の仕事でいまはもう引退していると。同じ坂の浦で加藤さんだから何かしら繋がってるのかも。いやほとんどが加藤さんである可能性大だが。
 そんなこんなでミユキを出たのが14時7分。これはいかん特急に間に合わない。自転車で佐伯市資料館へダッシュ、スタンプ押し、そして佐伯城の三の丸櫓門へダッシュ。その前が駐車場でそこで自転車おりる。 三の丸櫓門は1832年(天保3年)に建てられた現存。確かに雰囲気がある。しかし裏で何かの取り壊し工事をやっていて賑やかだった。さてとにかく急がねば。早歩きで登城開始。鳴り響く蝉の音を耳に、延々ひたすらに登り坂を登り続ける。 時間が迫りあせる。友人は遅れ気味。一人で先に行く。まもなく階段状の石垣が見えてきた。1734年(享保19年)に崩れた斜面の復旧をし階段状になったとのこと。ここは本丸外曲輪の側面で、本丸外曲輪に戻り階段を登る。 するとそこそこの高さのある石垣が出現。ここが本丸。天守台のような石垣になっている。振り返っても友人は見えず、引き返したのだろうと判断。時間は14時35分。自分も引き返さないと間に合わない。しかしまだ雄池雌池を拝んでいない。 本丸を越えてその北裏へ。廊下橋渡り、一段低い多少のスペースのある空間に出た。これが二の丸。しかし、敢え無くここで時間切れ。あとで地図を見返したら、本丸の北裏、逆の東側にでればそこが北出丸で、そこから延びてる道をうねうね歩くと辿り着くところにまで迫っていたようだった。仕方ない、味愉嬉の店主のせいでとにかく時間がなかった。
さて、友人に追いつくべく、下りの山道を駆け降りる。下山して自転車についたのが14時40分。5分で駆け下りたことになる。しかし友人はおらず。どうやら友人は引き返したのではなくすれ違ってしまったいたようだった。つまり友人はまだ山の中。炎天下の下、自転車にまたがり友人を待つ。山道を走り下りたので滝のような汗が吹き出す。暑い。ほどなく友人が現れ、着くなり14時50分即出発。自転車を飛ばしに飛ばす。トライアスロンのようだ。14時55分駅の観光案内所へ到着。返却。3時間半額サービス100円はほんとありがたい、 とりあえず何とか間に合った。 15時9分佐伯発、延岡に向かう。疲労の一言。

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today's ramen

『味愉嬉食堂』 (JR九州日豊本線 佐伯駅) ごまだしうどん定食&とり天 1100円



impressions

 よくしゃべる店主のイメージが強烈な味愉嬉食堂。しかし、味はおいしかったのだ。とり天もおにぎりも付いてて結構ボリュームがあった。願わくば、食べ方は決まっていないとか、せっかくだから冒険しなきゃ、とか適当言わずに、食べ方の正解を教えてくれていたらもっとおいしかっただろう。ごちそうさまでした。
 味愉嬉食堂は開業15年。ごまだしうどんが食べられるとるるぶにも載っている。親子なかよし経営。店名の由来は食べて・愉しく・嬉しいお店というキャッチコピーと、お寺の和尚さんに決めてもらったという店主の名前から。らしい。



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