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Data
- 築城年: 1431年(永享3年)
- 廃城年: 1600年(慶長5年)
- 城郭タイプ: 山城(梯郭式)
- 天守タイプ: あり
- 築城主: 山名宗全
- 主な城主: 太田恒氏、羽柴秀長、桑山重晴、赤松広秀
- 関係する武将:
- 主な遺構: 石垣、堀、井戸
- 主な石垣のタイプ:
Map
Record
攻城日時
攻城手段
攻城記録
兵庫県の100名城、竹田城。応仁の乱の西軍総大将、山名宗全によって築城された。戦国時代は豊臣秀吉の弟秀長が城代に。
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足利氏が京都に幕府を開いた室町時代。「応仁の乱」の西軍総大将としても名高い但馬守護山名宗全(持豊)によって1443年に竹田城は築城されたと言われる。太田垣光景を初代城主とし、播磨と但馬の国境を守る拠点として、また播磨を攻撃するための出撃拠点として、重要な役割を担う山城だった。
安土桃山時代。 羽柴秀吉の弟秀長は、但馬の諸将制圧と生野銀山確保のため竹田城攻めを命じられ、制圧後に城代となった。その後、 秀長の属将桑山重晴を経て、秀吉に臣従した龍野城主赤松広秀が竹田城最後の城主となった。
1600年関ヶ原の戦いで西軍に属した赤松広秀は敗北を喫し、その後東軍亀井氏の誘いで鳥取城攻めを行うものの、城下大火の責を負われ、家康の命により自害することとなった。城主を失った竹田城は、江戸幕府の方針により同年廃城となる。 廃城後に建物はなくなり、 現在の石垣だけが残る。
さて、竹田城。出石バス停から11時50分発、570円現金のみ。八鹿駅に12時20分着、八鹿駅からJRに乗り12時25分発、和田山駅で乗り換えて、12時45分竹田駅着。竹田駅は周りに店もなく、田舎の駅という印象。ただ観光客は多い。
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13時5分天空バスに乗り山城の郷へ。ここは竹田城を挟んで駅の反対側に当たる。ここからも徒歩40分、駅から歩いても変わらないのだが道が緩やかであることと山城の郷では食事ができる。まあその辺りは知らずに飛び乗ったのだが、結果として水なども買えてよかった。駅から行く場合は「駅裏登山道」(0.9km)、山城の郷からは「西登山道」、(1.4km)いずれも徒歩40分。本来は天空バスで頂上付近まで行くはずだったのだが、その時間に間に合わなければ歩く予定になっていた。予定はだいぶ変わったが、なので歩く。
西登山道は車の通らないアスファルト舗装の道路。高齢の人も多くいて、無理なく歩けるルートなのだろう。とはいえ延々と歩くことは疲れる。ほどなく料金所が出てきた。拝観料大人500円。ここからさらに登る。西から南をぐるっと回って登っていくと、石垣が見えてくる。もうすぐ。
到着。なかなか見事な石垣群。着いたところは北千畳。そこから天守台、南千畳へと見て回るのだが、よくぞこんな山の上に石垣を、、と感心するばかりの石垣群。岡城に少し似ているか。規模としては岡城よりは若干小さいが作りは似ている気がする。北千畳からは天守台とさらに奥に広がる南千畳が見晴らせる。このアングルは岡城そっくり。ここに雲海が立ち込めたらさぞ幻想的なことだろう。天守台へ。他もそうだが天守台も向きが複雑でその不整形さがよい。そして一度天守台を下りて、南千畳へ。このエリアはよく本に載る有名なアングル。広くて見晴らしも良いのだが、振り返ると天守エリアの全貌が視野に収まることもまたよい。水を持ってきたが、自販がないので夏は携帯必須だろう。
さすが人気の竹田城。石垣はひとつひとつが大ぶりでいてきちんと積み上げられてるし(穴太衆には、石の声をきいて石のいきたい方へ積め、という考え方があるそうな)、皆足を運ぶ立を理由はよくわかる。ただ、岡城や高取城を知っている者だと、そこまでの感激は得られにくいかも。規模なら岡城、神秘性なら高取城、それぞれ若干劣る気がしないでもない。
さて時刻は14時40分。15時50分の電車の予定だった。が一本早い15時5分に急げば間に合うのでは?といういつもの欲張りが出てしまい、とりあえずやれるだけやってみようということで下山開始。所要時間は40分とあるが、いや下りだし巻けるはず、ということでトレランのように急ぐ。15時5分の電車に乗りたい。その前に竹田城のお城カードも買いたい。つまり目安時間の半分の20分で下山しなければならない。とにかく急ぐ。帰りは急な坂道と460段の階段の表米神社登山道。膝痛めないように捻挫しないようにだけ気をつける。かなりしんどかったが予定通り20分で下界へ。そこから駅方面へ。お城カードを販売してる情報館天空の城で竹田城のナイスなカードを購入。そして駅へ。15時すぎ見事到着。間に合うものだ、、。
次回は駅裏登山道から登ってみたいな。15時5分発の特急はまかぜ(繁忙期で特急料金1930円※本来は970円)に乗り姫路に16時3分着。新幹線ひかりに乗り換え16時11発。品川に19時35分着。忙しい一日だった。
today's ramen
impressions
竹田から姫路に出て、新幹線で東京に戻る。ラーメンが食べたい。だけど駅から出る気力がないのでエキュート品川にあるこの店へ。「博多一風堂が東京発豚骨ラーメンをプロデュース。豚骨スープをベースに醤油、味噌などバラエティ豊かなアレンジで豚骨ラーメンの新しい魅力を引き出し…」などとある。チェーン店ではあるが珍しいし、期待。味噌らーめんが食べたい。注文
うまい。めちゃめちゃうまい。にんにくのきいた味噌スープが疲れた体中に染み渡る。これはうまい。通いたくなるうまさだった。ごちそうさまでした。